Press Release

コダシップ、Cerberus買収で RISC-Vのセキュリティを強化 

“RISC-Vセキュリティにより真摯に取り組む”

2022年11月10日、ドイツ、ミュンヘン – カスタマイズ可能なRISC-VプロセッサIPのリーダーであるコダシップは、Cerberus Security Labs社を買収したことを発表しました。同社のIoTセキュリティIPと経験豊富なチームにより、コダシップのお客様はRISC-Vプロセッサの設計にセキュアなソリューションを迅速に組み込むことができるようになります。

英国、ブリストルに拠点を置く Cerberus チームは、即時にコダシップの社員となり、買収は完了します。買収金額は非公開です。

Codasip の CEO である Ron Black は、次のようにコメントしています。「セキュリティはコネクテッド製品を実現するための重要な要素であり、多くの企業がその課題への対応に頭を悩ませています。 この買収により、当社はセキュリティ設計と実装におけるCerberusチームの豊富な経験を顧客に提供し、お客様の製品がビジネスとセキュリティの両方の要件を確実に満たせるように、当社の提供する製品、サービスを拡大することができるようになります。”

Cerberus の創業者である Carl Shaw 博士は次のように付け加えました。「コダシップは、成長する市場において、当社の技術を用いてお客様の真のニーズを解決するための第一歩を提供してくれます。RISC-Vセキュリティに関して市場はより真剣に受け止める必要があります。Codasip StudioとCodAL 言語は、セキュリティ機能をハードウェア設計に挿入するためのエキサイティングな手段を提供します。私たちのチームと成果が認められたことを誇りに思い、エキサイティングな市場で急速な成長を遂げている革新的な企業の一員になることを嬉しく思います。」

CerberusはIoT Security Foundationの創設メンバーとして、IoTにおけるセキュリティの必要性を積極的にアピールしてきました。これまでチームは、コンシューマ、自動車、半導体市場の主要企業での勤務経験、組み込みシステムのサイバーセキュリティに関する先進的な学術研究への参加および業界団体との関わりを経て、IoTアプリケーション向けの堅牢なセキュリティ製品の創出へつながったのです。コダシップは、Cerberusの実績を基にRISC-V が今日必要としている製品を独自に提供できるようになります。つまりカスタマイズされたドメイン特化型や低電力組み込みアプリケーション用のコアにおいても、安全性とセキュリティを提供できることを保証するものです。

コダシップのプロセッサIPは、Codasip StudioとCodAL言語に最適化されており、コダシップの顧客であるRISC-V開発者が容易にセキュア機能を統合できるよう、Cerberus ラボの組み込みセキュリティIPを迅速に統合する予定です。

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