アプリケーション毎に最適化できるカスタム コンピュートの世界
カスタム コンピュートの世界
700ファミリの最初の製品であるコダシップA730は、幅広いアプリケーションに最適な汎用性の高いミッドレンジ64ビットアプリケーション コアです
この柔軟なRISC-Vコアは、シングルコアとマルチコア構成があり、前世代より2倍性能 が向上しています。アプリケーション分野と組み込み分野の両方をターゲットとし、LinuxやRTOSを実行できるA730は、消費電力に制約のあるデバイスで複雑な演算タスクを実行するのに適しています
特徴と利点
A730は64ビットのインオーダー、デュアル イシューのRISC-Vコアで、ミッドレンジ・アプリケーションをターゲットとしています。ソフトウェア・アプリケーションは、ハードウェア乗算器、ハードウェア除算器、および浮動小数点ユニットによってサポートされます。
マルチコアの製品は、フルコヒーレンシーを保ったクラスタ、共有L2キャッシュ、RISC-V規格に準拠した割り込みコントローラを備えています。
A730コアは、柔軟性が高く高度に最適化可能です。以下のようなオプションを制御することで、特定のユースケースに適応させることができます:
- コア数 1〜4
- カスタマイズ可能なメモリマップによるメモリ保護
- 分岐予測
- 命令キャッシュとデータキャッシュのサイズ
- 共有L2キャッシュのサイズとアソシエイト度
- TLBs (トランスレーション・ルックアサイド・バッファ)
ソフトウェア開発
A730コアは、LinuxなどのリッチOS、RTOS、またはベアメタル ソフトウェアの実行ができます。ソフトウェア開発がシンプルになるように設計されており、開発者をサポートするために不可欠な機能を備えています
- デバッグ・インターフェース – 標準RISC-Vデバッグ仕様を使用
- 命令精度モデル – ハードウェアが完成する前段階で、ソフトウェアを高速に実行・検証
- サイクル精度モデル – サイクル精度の実行が要求されるソフトウェア アルゴリズムの最適化用
- 完全なトレース機能 – サイクル精度モデルで、見つけにくいバグを突き止めるのに有用
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